共同研究実用化ブーストプロジェクト募集開始


―――――――平成29年度の募集は締め切りました―――――――

共同研究実用化ブーストプロジェクト―平成29年度の募集について


1 共同研究実用化ブーストプロジェクトの目的

筑波大学では、ユニークで、学際性の高い研究活動が行われています。国際産学連携本部では、筑波大学における学際的な研究を活かして、先進的なイノベーションを生み出していきたいと考えます。共同研究実用化ブーストプロジェクトでは、イノベーションを生み出すために、学内における組織の枠組みを超えた研究者連携によって実施される研究プロジェクトを支援します。

2 共同研究実用化ブーストプロジェクトの内容と実施方法

(1) 共同研究実用化ブーストプロジェクトの内容
本プロジェクトは、上記の目的を達成するために、筑波大学の中で異なる系・組織に属する研究者が連携した学際的、先進的、実用化の可能性の高い研究プロジェクトを支援します。また、本プロジェクトでは、若手研究者(37歳以下が望ましい)から提案される研究を優先します。
採択されたプロジェクトの代表者(以下代表者)は、当該年度内に国際産学連携本部が主催する特許相談会に参加することを条件とします。また、公的研究開発費の申請等を行うなど、積極的に研究のための外部資金の確保に努めるものとします。
(2) 共同研究実用化ブーストプロジェクトの実施方法
共同研究実用化ブーストプロジェクトの実施方法
ア 本プロジェクトは、申請に基づいて、採択されたプロジェクトを構成するそれぞれの系・組織の代表者に、研究経費等の支援を行います。
イ 本プロジェクトの選考のための審査等、プロジェクト遂行の支援及び事後評価等は、主として、国際産学連携本部に委嘱して行います。

3 募集する共同研究実用化ブーストプロジェクト

本プロジェクトは、筑波大学において複数の系・組織の研究者によって実施される共同研究を支援します。同一の系・組織に属する研究者によって実施される共同研究は、本プロジェクトの対象とはなりません。例えば、二つの系・組織に在籍する研究者が組織した研究プロジェクトであれば、各系・組織の研究者に最大100万円ずつ、合計200万円まで研究費を支援する予定です。これに、研究に参加する系・組織一つ加われば、支援額の上限は100万円増額されます。

4 共同研究実用化ブーストプロジェクトの組織

プロジェクトの組織は、以下のとおりとします。
(1) プロジェクト代表者(プロジェクトリーダー)
プロジェクト代表者は、実質的にプロジェクトを中心となって遂行する本学の常勤の教員とします。
(2) 共同研究実用化ブーストプロジェクト分担研究者
プロジェクト代表者に協力して本プロジェクトの研究を担当する本学教者等が該当します。

5 共同研究実用化ブーストプロジェクトの期間

本プロジェクトの遂行期間については、 採択を受けた日から平成30年3月31日までとします。

6 研究関連経費

(1) 本プロジェクトは、研究経費(注)の支援を行います。
(2) 予算及び審査の状況によっては減額される可能性もあります。
注)本プロジェクトにおける経費は平成29年度予算から配分するものです。

7 採択プロジェクト数

5~10件程度のプロジェクトを採択するが、採択される系・組織の総数プロジェクトの応募状況・審査状況により変更となる可能性があります。

8 申請方法

申請に当たっては、筑波大学の異なる系・組織の研究者が連携して、別紙様式の共同研究実用化ブーストプロジェクト申請書を使用し、学長あてに申請するものとします(提出先は後述12参照)。

9 審査等

(1) 申請書の審査は、国際産学連携本部長の下に審査委員会を設置して行います。審査委員会は、学内の教員のほか、有識者等によって構成します。審査は、書類審査と面談審査を実施します。申請書類は審査委員会でのみ使用し、部外秘の取扱いとします。
(2) 学長は、審査委員会の審査の結果に基づき、当該申請の採否を決定します。
(3) 募集期間および審査項目について
申請書類の応募締切り:平成29年4月21日(金) 17時
面談審査:筑波大学春日キャンパス高精細医療イノベーション棟 4階415
平成29年5月16日(火)午後を予定、発表5分 質疑3分で面談審査を行います。
代理人による発表も認めます。
本プロジェクトは、若手研究者を優先し、以下の3点について審査します。
1. 学際性の高さ
2. 先進性
3. 実用化の可能性

10 成果の報告等

(1) プロジェクトの代表者は、次年度初めに研究成果報告書を学長あてに提出すると共に、国際産学連携本部が開催する成果発表会に参加しなければならない。
(2) 各プロジェクトの代表者は、国際産学連携本部が主催する特許相談会に参加し、特許等の知的財産の確保に努めるものとする。
(3) 成果発表会で高く評価された研究は、JST新技術説明会に推薦する。

11 申請に当たっての留意事項

(1) 研究・設備
研究・設備は、各プロジェクトで用意するものとします。
(2) 学生の知的財産権について
「学生が保有する知的財産権の本学への譲渡について」(平成22年7月1日付け筑大産知財第10-84号産学連携本部長 副学長(研究担当)通知)により取り扱うものとします。

12  申請締切日等

申請書提出期限: 平成29年4月21日(金) 17:00
提出先: プロジェクト代表者が属する担当エリア支援室(研究支援)等から下記アドレスまで電子媒体で提出すること。
E-mail: renkei-honbu@ilc.tsukuba.ac.jp/国際産学連携本部(事務)

申請書はこちら⇒共同研究実用化ブーストプロジェクト申請書(別紙様式1)共同研究実用化ブーストプロジェクト申請書(別紙様式1)
募集要項のPDFはこちら⇒H29共同研究実用化ブーストプロジェクト募集要項

問合先: 申請に関する問い合わせは、下記で受け付けます。
国際産学連携本部技術移転マネジメントチーム
永井、久野、河野
産学連携部産学連携企画課
香取
E-mail: renkei-honbu@ilc.tsukuba.ac.jp
Tel: 029-859-1498、1682 Fax. 029-859-1693

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