▼ 今月のおすすめニュースピックアップ


アクロディアと筑波大学、IoT野球ボールに関する共同研究をスタート

株式会社アクロディア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 堤 純也、以下「アクロディア」) と国立大学法人筑波大学(所在地:茨城県つくば市、学長 永田 恭介、以下「筑波大学」)は、センサーを内蔵し投球データ解析が可能なIoT野球ボールと、 それを用いたピッチングフォーム及び球質の解明に関する共同研究を開始しましたので、お知らせいたします。

●研究内容
アクロディアは、中心部にセンサーを内蔵し、スマートフォンとの連動が可能なIoT野球ボールを開発しており(https://technicalpitch.net/)、このたびの共同研究では、筑波大学 体育系 川村卓准教授がこれまで 蓄積してきた、野球の投球・打撃動作の分析に関する知見を活用し、モーションキャプチャーから得た投球動作と、このIoT野球ボールから得たボールの回転軸、回転数、速度変化、変化量の関係性を解明するとともに、IoT野球ボールの機能検証を行います。
この研究を通して、更にピッチングフォームと球質の解明を行い、最適なトレーニング方法の提案やIoT野球ボールの更なる活用方法を発表していくとともに、ビッグデータから適切なコーチングが出来る基礎理論を研究・構築することを目指します。

【株式会社アクロディア】
所 在 地: 東京都新宿区愛住町22 第3山田ビル
設   立: 2004年7月
上   場: 2006年10月 東証第二部(3823)
代 表 者: 代表取締役社長 堤 純也
事 業 内 容: スマートフォン向けのサービス・ソリューションの提供
Webサイト: http://www.acrodea.co.jp/

■本リリースに関するお問合せ先
  株式会社アクロディア 管理部 IR・PRグループ
   TEL:03-4405-5466
  国立大学法人筑波大学 国際産学連携本部 河野
   TEL:029-859-1682

http://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/190424acrodea.pdf (筑波大学公式 HP)


日刊工業新聞「社説」で、未来社会工学開発研究センターについて述べられています。〜社説/ソサエティー5.0 官民で知見を共有し制度改革を 〜

イノベーションによって社会課題の解決を目指す日本独自のコンセプト「ソサエティー5・0」が打ち出されてまもなく3年―。その世界観を具現化するプロジェクトが近く始動する。プロジェクトの中心となるのは、筑波大学とトヨタ自動車によって17年に 設立された「未来社会工学開発研究センター」。

https://www.f-mirai.tsukuba.ac.jp/ (筑波大学 未来社会工学開発研究センター HP)


平成31年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰を本学研究者1名が受賞

平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「若手科学者賞」を本学所属の研究者1名が受賞しました。科学技術分野の文部科学大臣表彰は,科学技術に関する研究開発,理解増進等において顕著な成果を収めた者について,その功績を讃えることにより, 科学技術に携わる者の意欲の向上を図り,我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的として行われているものです。

若手科学者賞
 合原 一究 システム情報系 助教
  「野生動物の行動ダイナミクスの数理的・実験的研究」

関連リンク
 ・文部科学省報道発表

http://www.tsukuba.ac.jp/news/n2019041145.html (筑波大学公式 HP)


グラフェン構造を数学的観点から設計し、その優位性を電気化学イメージングにより初めて実証 〜非金属の電極による安価な水素製造技術の加速へ

東北大学、大阪大学、筑波大学などの研究グループは、炭素原子一層からなるグラフェンのエッジ構造に着目し、意図的に窒素(N)とリン(P)を導入することにより、幾何学的歪みを意図的に作成することに成功しました。 また、ナノ電気化学セル顕微鏡とDFT(density functional theory)計算などを駆使し、設計した構造と化学ドープの相乗効果により、水素発生反応が飛躍的に向上することを突き止めました。これにより、貴金属を使わない安価な材料のみで構成された 電極であっも、高効率に水素 製造が可能であるという筋道を示すことができました。

http://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201904041400.html (筑波大学公式 HP)


選択肢の価値比較は眼窩前頭皮質で行われる 〜より良い選択肢を選ぶための脳内機序を解明〜

筑波大学 医学医療系 設楽宗孝教授・瀬戸川剛助教らの研究グループは、産業技術総合研究所、米国NIHと共同で、脳の前頭前野の腹側表面に位置する眼窩前頭皮質において、その個体にとって「どちらの選択肢がより価値が高いか」、という選択行動に かかわる処理が行われていることを神経細胞のレベルで明らかにしました。

本研究グループは、報酬価値に基づく行動選択を行わせる認知課題を、ヒトに近縁なアカゲザルに訓練し、課題遂行中の眼窩前頭皮質の神経細胞の活動を、単一神経細胞活動記録法を用いて記録しました。その結果、眼窩前頭皮質の神経細胞の活動は、 提示された2つの選択肢の主観的な価値の差分と相関を示す、つまり価値の比較を行っている可能性があることがわかりました。

http://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201904051900.html (筑波大学公式 HP)


音楽演奏に対する感性を理解する人工知能技術を開発

筑波大学 システム情報系 山際伸一准教授、大阪大学 産業科学研究所 河原吉伸准教授(研究当時、現 九州大学)らの研究グループは、人の感じる音楽の感性を数値化し、演奏の類似性を数値で比較できる人工知能技術を開発しました。

音楽における演奏の違いは通常、人の感性による基準を元に判断され、それらをコンピュータが認識・理解することはできませんでした。今回開発した技術は、ピアノでの演奏を、打鍵のタイミングや強さをデジタルデータとして保存するMIDIデータで 取り込み、基準となる楽譜どおりの演奏データとの差分を用いて、複数の演奏の間の類似性を数値化します。これにより複数の演奏の間での雰囲気の類似性を表現・比較できるようになります。

http://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201904101400.html (筑波大学公式 HP)


▼ 学生・卒業生関連ニュース


岩本瑞生さんが平成31年度日本植物病理学会大会学生優秀発表賞受賞

(受賞日:2019.04.01)
岩本瑞生さん(生命環境科学研究科(博士前期課程)生物資源科学専攻2年、指導教員:生命環境系 別役重之准教授、野村暢彦教授)が2019年3月18〜20日につくば国際会議場で開催された平成31年度日本植物病理学会大会において、 「親和性・非親和性Pseudomonas syringae pv. tomato DC3000接種時のシロイヌナズナにおけるファイトアレキシン合成部位の比較」という題目で口頭発表を行いました。その発表内容が高く評価され、岩本瑞生さんは第13回学生優秀発表賞を 受賞しました。

http://www.tsukuba.ac.jp/update/awards/20190409175832.html (筑波大学公式 HP)


▼ イベント等のご案内


未来社会工学開発研究センター 原センター長が「人工知能サミット 2019」で講演を行います。

日   時 : 2019年5月31日(金)9:30〜17:10 (9:00開場)予定
会   場 : ホテル雅叙園東京 (東京都目黒区下目黒1-8-1)
主   催 : 日経 xTECH
共   催 : 日経BP総研 イノベーションICTラボ/ビジネスAIセンター
プラチナ協賛: KPMGコンサルティング
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング
(ABC順)
ゴールド協賛: アビームコンサルティング
AI Infinity
ブレインパッド
Dell EMC
インテル
日本マイクロソフト
ストックマーク
(ABC順)
受 講 対 象 : 企業の経営層、経営企画、商品開発、マーケティング、人事/総務/経理/財務、
情報システム部門の管理者、担当者など
受 講 料 : 無料(事前登録制)

https://www.f-mirai.tsukuba.ac.jp/ (筑波大学 未来社会工学開発研究センター HP)


筑波大学産学連携講演会『市民とつくる、市民がつくる「捨てない未来」』〔6月3日開催〕

日本環境設計株式会社 取締役会長 岩元美智彦氏をお招きし、筑波大学産学連携講演会を開催いたします。『市民とつくる、市民がつくる「捨てない未来」』をテーマに、リサイクル技術の開発や起業の経緯、携帯電話のリサイクルによる メダルプロジェクトなどについてお話しいただきます。ぜひご参加ください。

日 時:2019年6月3日(月)14:30〜16:00(開場14:00)
場 所:筑波大学 春日エリア 情報メディアユニオン2階メディアホール
    (茨城県つくば市春日1-2)
    https://www.tsukuba.ac.jp/access/gmap/gmap.php?i=261030
参加費:無料(定員100名)
申 込:参加ご希望の方は下記フォームよりお申込ください
    https://forms.gle/h6X7Q2QfSPmD69Xv9

https://www.sanrenhonbu.tsukuba.ac.jp/20190603kouenkai/ (国際産学連携本部 HP)


筑波大学エクステンションプログラムのご案内

筑波大学エクステンションプログラムのご案内です。
筑波大学エクステンションプログラムは、研究成果を一般の皆様にお伝えするため特色ある講座を
開講しています。
講座は随時開設中。詳細は http://extension.sec.tsukuba.ac.jp/

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 1.筑波大学STEAMリーダーシッププログラム 第2期
 2.ゼロから始めるビジネス・エスノグラフィ
 3.消防職員の惨事ストレス初級研修 第25期
 4.CFAレベル1試験準備コース
 5.季節予報の理解と活用

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1.筑波大学STEAMリーダーシッププログラム 第2期
【 開催日 】 2019年9月2日(月) 〜 2020年1月26日(日)
【 場 所 】 東京都内
【 定 員 】 12名程度
【 対 象 】 社長候補、経営企画層の若手、
もしくはベンチャー企業や将来的に組織を担う人材
【 受講料 】 350万円(税込)
【申し込み】 2019年6月20日(木)まで

2.ゼロから始めるビジネス・エスノグラフィ
【 開催日 】 2019年7月14日(日)
【 場 所 】 筑波大学東京キャンパス文京校舎
【 定 員 】 24名程度
【 対 象 】 ビジネスにエスノグラフィを取り入れたい、興味のある方
【 受講料 】 1名 15,000円
【申し込み】 2019年6月14日(金)まで

3.消防職員の惨事ストレス初級研修 第25期
【 開催日 】 2019年7月13日(土) ・ 2019年7月14日(日)
【 場 所 】 筑波大学東京キャンパス文京校舎
【 定 員 】 28名(※1本部(学校)から各期1名まで)(※定員になり次第締切り)
【 対 象 】 消防職員の惨事ストレス対策を担当する職員
(原則として消防史員か消防学校の職員)
【 受講料 】 1名 30,000円(税込)
【申し込み】 2019年6月13日(木)まで

4.CFAレベル1試験準備コース
【 開催日 】 2019年7月17日(水) 〜 2019年11月13日(水) 全16回
【 場 所 】 筑波大学東京キャンパス文京校舎
【 定 員 】 先着20名まで(最低開講人数5名)
【 対 象 】 CFA試験合格を目指すビジネスマン
【 受講料 】 1名 33,000円(税込)
【申し込み】 2019年6月10日(月)まで

5.季節予報の理解と活用〜グローバル気候システム研究の最前線〜
【 開催日 】 2019年6月1日(土) 〜 2019年7月6日(土)
【 場 所 】 筑波大学 東京キャンパス 文京校舎(茗荷谷)/筑波大学 筑波キャンパス (つくば) /
秋葉原UDX 南ウィング5階カンファレンスF(秋葉原)
【 定 員 】 50名(最低催行人数25人)
【 対 象 】 天気予報士、気象キャスター、自治体、関連企業など
【 受講料 】 1名 35,000円(税込)
【申し込み】 2019年5月12日(日)まで


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