2024年1月27日「生徒の主体性を育む『探究』セミナー」（本学と茨城県教育委員会の共催）の第1日目がオンラインで開催され、県内の教職員19名が参加しました。株式会社ガイアックス社の吉川佳佑氏が講師を務め、皆さんに、生徒の立場で「アントレプレナーシップ教育」を体験していただきました。先生方の最も身近な存在である「学校」をめぐる課題を見つけ、その解決につながるサービスや商品を実際に考えようというものです。例えば「時間割の組み方の煩雑さを解決するには？」「生徒の入学後のミスマッチを未然防止するには？」など「学校」ならではの課題が参加者の間で共有されました。

プログラム冒頭では、本プログラム代表者の五十嵐浩也筑波大学特命教授が「『アントレプレナーシップ教育』と一言で言っても、まだ日本には確立したものがない。単に外国の方法を移植するのではなく、日本の社会や文化に適合する在り方を皆さんと一緒に考えたい」とメッセージを送りました。

次回2回目のプログラムは、2月3日（土）14:00-16:00（希望者のみ18:00まで交流会）です。「学校にアントレプレナーシップ教育を導入する上での課題」について検討します。