このたび、12月25日、筑波大学東京キャンパス文京校舎において「令和元年筑波大学発ベンチャーシンポジウム-世界で活躍するスタートアップの育成に向けて-」を開催しました。募集定員150名を超える参加者があり、筑波大学発ベンチャーへの期待の大きさをうかがい知ることができました。
永田恭介学長による冒頭挨拶では、筑波大学発ベンチャーは累計140社となり、2018年度以降の資金調達総額が約100億円に急拡大していることが公表されました。続いて、 「若き起業家に向けて」と題し、山海嘉之先生(筑波大学教授、サイバニクス研究センター研究統括、サイバーダイン株式会社代表取締役社長)と、森川亮氏(C Channnel株式会社代表取締役、1989年第3学群情報学類卒業)との対談が行われました。約30分という短い対談でしたが、会場からの起業家の資質に関する質問に二人がそれぞれ答えるなど充実した内容となりました。(下記 ※1参照)
その後、「起業家教育優秀チーム発表の部」とし、筑波大学内で実施している起業家教育プログラムからフレッシュな4チームの発表が行われました。うち3チームは、国際化を受けて英語のプレゼンテーションでした。
また、第2部では、教員発、OB、学生発の3部構成にわけて、9社の筑波大学発ベンチャーが発表しました。本シンポジウムを通して筑波大学ならびにつくば地域が全国有数のスタートアップ発祥地域であることを大いにアピールする機会となりました。
<起業家教育優秀チーム発表>
① 国際ユニコーン育成プログラム(2チーム)
② Tsukuba Creative Camp Advanced(1チーム)
③ 文部科学省次世代起業家養成事業(EDGE-NEXT)(1チーム)
<筑波大学発ベンチャーによるプレゼンテーション>
第1部︓教員発テック系ベンチャー
サナテックシード㈱、PLIMES㈱、ピクシーダストテクノロジーズ㈱
第2部︓躍進する筑波大学発ベンチャー
㈱メトセラ、炎重工㈱、㈱FullDepth
第3部︓新たな息吹
㈱Exul、㈱Sportip、輝日㈱
※1山海教授、森川CEO対談はこちらからご覧いただけます
※2 筑波大学における筑波大学ベンチャー創成活動 -令和元年―