7月19日,科学技術振興機構JSTホール(千代田区四番町)において,「筑波大学新技術説明会」が開催されました。新技術説明会は,独立行政法人科学技術振興機構と大学・公的研究機関が主催し、大学、公的研究機関から生まれた研究成果の実用化を促進するための技術説明会です。説明会では発明者自身が企業関係者等に対して研究成果を発表し、発表後に、個別に技術移転、共同研究などの相談に応じるという産学連携に特化した説明会です。
筑波大学の新技術説明会は今回が3回目であり、上原健一産学リエゾン共同研究センター長から「筑波大学における産学連携活動」について説明があった後、以下の6の研究成果について発表しました。
当日は、台風の影響による悪天候にもかかわらず企業関係者等81名の来場者があり、企業との今後の連携が期待される説明会となりました。
- 丸本一弘准教授(数理物質科学研究科)
「有機デバイスのミクロ特性評価用の電子スピン測定装置」 - 掛谷英紀准教授(システム情報工学研究科)
「汎用性の高い立体映像技術」 - 中内 靖准教授(システム情報工学研究科)
「省エネルギーと人を見守る空間知能化技術」 - 望山 洋准教授(システム情報工学研究科)
「柔軟ロボット学によるロボットモーション革命」 - 濱中雅俊講師(システム情報工学研究科)
「子どもの安全・安心のための地域情報共有システム」 - 青柳秀紀准教授(生命環境科学研究科)
「微生物の新規培養法の開発と利用」