4月12日、「アントレプレナーシップトレーニング」(2019年度Global Tech EDGE NEXT筑波大学プログラム基礎編)説明会、2018年受講生による海外研修報告会を開催しました。
プログラムで講師を務める堤 孝志氏からは講義内容の概要についての説明があり、研究成果を実装していく手法を学び、技術シーズで解決できる事例を具体的に見つけていくことで、事業化に向けた助成金の獲得につながった例もあるとのお話もありました。学内外から30名以上の方が出席し、説明の後には質疑応答の時間も設けられ「研究成果はどの程度の状態でよいのか。」という質問には「研究開発中でよいが機能・性能がでそうなもの、それを説明できる程度のものがよい。」との回答が、また「技術シーズでなくてもよいのか。」という質問には「誰かの課題を解決できそうなものであれば良く、だいたいのテーマはこのプログラムに適用できるが、心配なら事前に個別相談してもらってよい。」との回答があるなど、多くの質問が寄せられました。
また昨年度の受講生による海外研修報告会では、筑波大学プログラム受講後に台湾研修に参加した3チームと、東大プログラム北米研修に参加した1チームがそれぞれ成果について報告しました。受講生からは、「台湾のベンチャー事情は日本と全く違うことを実感できた。」「アントレプレナーシップという言葉も知らないまま受講したが、起業とはどういうものなのかを知ることができた。」「書店に行けば起業に関する本は何冊もあるが、読むだけと体験するのは全く違う。実際にビジネスモデルキャンバスを書き、アドバイスをもらえる貴重なチャンス。」などの意見がありました。