シーズやビジネスアイデアの概要
1.完全匿名のいじめ通報アプリ(マモル)
陰湿化するいじめ。解決方法がない。当アプリがあれば、一部を救うことが出来る。
自分が通報したことが分からない。完全に匿名で通報できるアプリがあれば、通報されることを恐れるために抑止力になる。匿名で通報できるとなれば、実際に通報してくれるケースが増える。
2.求める人物像を言語化出来る採用補助アプリ(ヒューマン・タッチ・カード HTC)
採用の成功は、人材が定着して期待していた成果を出してくれること。
しかしながら、採用活動は、母集団形成、選考、配属、そして、研修と一つの行為、一つも部門では終わらない。
本当に欲しい人が、どういうヒトなのかを言語化出来れば、人事部(採用担当者)が面接する際にそれを見抜くことが出来るかもしれない。
就職の成功は、転職をすぐに考えて転職活動をしなくていいこと。
しかしながら、自分が求めているものが何なのか、自分がどんな人間なのかを言語化して答えることの出来る求職者は意外と少ない。
自分が本当に求めているものが何か、を言語化することが出来れば、実際に採用担当者にちゃんと伝えることが出来て判断してもらうことが出来るかもしれない。
企業側が求めている学歴や職歴(キャリア)、能力や技能(スキル)は明示されている。業務内容もおおよそ書かれている。これが募集要項。さらに、どんなヒトに来てもらいたいか、どんなヒトならばマッチすると考えているかという人柄が分かればより精度が高まる。
キャリアやスキルの他に、そのヒトの人柄(大切にしていること)が言語化されれば採用された後の現場に馴染めるかの心配が少しは軽減されるのではない。また、採用された後、馴染めなくて離職するという可能性が減る。
提案する事業の特徴、比較的優位性
1.マモル
※特徴
ブラウザベースで開発されており、10歳になれば使いこなせる程度の簡単操作。
クラス単位で利用する前提であるために先生からの利用方法の指導が可能。
月額1人100円程度で利用してもらえる安価な設定が可能。
学校単位で学校の管理で利用することが可能。
いじめがあることを通報するのみ。
※比較優位性
導入コストが分かり易い。
一切の個人情報を取得しない。
プライバシー保護の観点で情報流出やハッキングなどへの心配がない。
※想定される競合関係
STOP it (ストップイット)
http://www.stopit.jp/
http://techable.jp/archives/11596
http://ict-enews.net/2016/06/21stopit/
米国からの輸入品
Kids Sign(キッズサイン)
https://www.school-guardian.jp/kids-sign/
スクールガーディアンの運営母体がやっている。
いずれも、既存で米国にあるものや、既に学校教育の分野に入っている事業者などが同様のサービスを出している。
しかし、フォーカスしている点が、現場を写メで取るとか詳細なディティールを匿名で送れるなどとしているが、写真を撮る行為や、ディティールを送る行為自体が、匿名での通報社の「自分が誰かの詮索」を可能とする。また、事業母体のサーバー自体がハッキングされたり情報蓄積されること自体が情報流出の危険に晒すこととなる。
2.HTC
※特徴
WEB経由で利用できるために、いつでもどこでも診断が可能。
自分がどんな人柄なのかを言語化するという行為自体が面白い。
自分がどんな人柄のヒトを必要としているのかという行為自体が新しい。
マッチングの精度を高めるための継続的な利用がなされると、診断結果によるおすすめ行為がシステム上で算出することが可能となる。
採用活動自体がデータ化されて最適な採用活動や就職活動がかなり安価に、かなり簡易に行うことが出来る。
※比較優位性
自己診断や適性検査などの難解で高額なサービスや検査に比べて、表示される言葉を選ぶだけという簡単な行為でなおかつ安い利用料金で場所も選ばずに出来る。結果の共有をすることが可能なため、どこかの会社で受けた同じ検査を改めて受けるなどの必要がない。
出てきた結果がわかりやすい日本語で書いてあるので、高度な経験を積んできているコンサルタントや豊富な経験を持っている人事担当者でなくても、おおよその理解が可能である。
※想定される競合関係等
既存の適性検査全般
想定している顧客像
1.マモル 学校法人および公立の学校
2.HTC 中小企業、人材コンサルタント、人材採用コンサルタント、採用広告の代理店