「第8回もうかりメッセ東大阪2012in東京」に出展しました


6月27日、28日の2日間、東大阪商工会議所が東京ビックサイトにおいて主催する「第8回もうかりメッセ東大阪2012in東京」に出展いたしました。 筑波大学は、同催事出展企業の所在地が、東大阪市を中心とした近畿圏のものつくり企業が多い事から、企業ニーズと大学研究者との科学技術相談などのシステムを紹介するとともに、

  • グローバルリーダーキャリア開発ネットワーク( http://glc-net.tsukuba.ac.jp/ )による大学院生、ポストドクターの長期インターンシッププログラムの紹介
  • 筑波大学発ベンチャー「㈱しずくラボ」が開発した「クラウドコンピューティングを利用した学習向け動画コンテンツ配信プラットフォーム」 を主要な出展とし
  • 渡邉信教授(生命環境系)による「炭化水素産生藻類ボトリオコッカス」
  • 山海義之教授(システム情報系)による「健康長寿社会を支える最先端人支援技術研究」
  • 柳沢正史教授による「分子行動科学研究コア」
  • 北村豊准教授(生命環境系)による「バイオマスのオンサイト利用に適した可搬型リアクタによるバイオエタノール生成」
  • 「なでしこジャパンを支えた本学大学院生、学群学生の活躍」の紹介

などの研究成果のポスター展示、関係資料の配布を行いました。

6月27日夜には、主催側の配慮による出展首都圏大学や出展近畿圏企業担当者との交流会が設けられ、第1部の講演会では出展企業を代表して、人工衛星「まいど1号」開発プロジェクトの発起人である㈱アオキ社長 青木豊彦氏による「ものづくり大国・ニッポン、復活の秘策」と題した講演が行われました。
第2部の出展大学による発表では、産学連携本部 産学官連携コーディネーター 平林久明氏(ILC客員教授)によって「筑波大学における産学連携活動について」が講演されました。
同出展では、受入れ企業の負担なしでポストドクター等の長期インターンシップを受けられる「グローバルリーダーキャリア開発ネットワーク」の取組が注目を集めたほか、大学発ベンチャーの数や、出展したベンチャー企業の研究成果にも関心が集まりました。
主催者の東大阪商工会議所では、首都圏大学と近畿圏企業との引き合いを兼ねた試みに注力され、また来場された近畿圏ビジネスマンによる訪問も多くあり、東京で催される同種のイベントとしては大学に対するこれまでにない反応が多々あり、催事は盛況のうちに終了いたしました。
今後このイベントをきっかけに共同研究等に発展することが期待されます。

240627-8_booth1 来場者に対応する太田技術移転マネージャー
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