ポータブル薬箱による服薬管理システム


筑波大学 システム情報系
中内 靖  教授  (兼 ㈱空間知能化研究所 取締役会長 )
健康、服薬、携帯情報機器
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http://hri.iit.tsukuba.ac.jp

http://www.kukanchi.jp

高齢者の薬の飲み忘れが大きな社会課題となっています。活動的な高齢者が外出先でも適切な服薬管理ができ、家族はクラウドを経由して遠隔から状況把握できるようなスマホ応用服薬管理システムを開発中です。
(PiMec: Portable Intelligent Medicine Case)

新技術の特徴

可搬型の薬箱により、服薬モニタリングを行えるものは存在しないという点に着眼し、iMec(据置型薬箱)PiMec Ver.1(携帯型薬箱) PiMec Ver.2(より小型軽量化)と、段階を経て開発を進めてきました。

・1日分の薬(3回分)を保持できるスマホのケースで、ミラー構造により光路を確保。
・スマホのカメラによる撮像により,薬の有無を把握。本人に対してはディスプレイ表示により通知し、遠隔の介護者にはクラウドを介して服薬状況を把握してもらうことが可能。
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・想定ユーザと用途
-高齢者:服薬状況の自己管理
-遠隔家族:高齢者の状況把握
・ビジネスモデル
-専用スマホケースと組み合わせたスマホアプリ販売
-遠隔からの服薬管理を可能とするクラウドサービス

企業などへのメッセージ

・一緒にクラウドサービスを開発していただけるパートナー企業を求めています。
・筑波大発ベンチャー(兼 ㈱空間知能化研究所 )への出資を求めています。

特許・主な論文

・「服薬者を見守る服薬確認システム」
特許第5263742号
・「携帯端末ケース, 携帯端末及びプログラム」
特願2014-140855
・「存在判定装置及びプログラム」
特願2014-107453

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