8月30日(木)、東京ビッグサイト西1ホールセミナー会場で、大学発ベンチャー表彰2018が開催されました。大学発ベンチャー表彰は、大学等の成果を活用して起業したベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、特にその成長に寄与した大学や企業などを表彰するものです。
5年目を迎えた今年は、本学の山際伸一准教授(システム情報系)が代表取締役を務める「ストリームテクノロジ㈱」が「科学技術振興機構理事長賞」を受賞しました。筑波大学発ベンチャーが受賞するのは、今回が初めてです。
ストリームテクノロジ㈱は、ストリームデータ圧縮技術のシステム開発を中心に、情報通信機器のハード/ソフトの製造・販売を行う筑波大学発ベンチャーです。増加し続けることが予測されるデータ量への対応、という重大な社会課題を解決するであろう「超高速データ圧縮」という独自技術が高く評価され、今回の受賞にいたりました。
山際准教授によると「大学での研究もさらなる新技術が生み出されてきており、それらを適用した新製品のリリースと共に、今後、海外を視野にした展開を行っていこうと考えています」とのことです。
今後は、データセンターや自動車、IoT機器など、幅広い分野での応用が期待されています。
その他受賞の詳細については、以下の「大学発ベンチャー表彰」サイトを参照。