シーズ人材と経営人材のマッチングイベント「Talent-Connect」が開催されました


10月27日(木)、28日(金)の両日、筑波大学東京キャンパスで人材マッチングイベント「Talent-Connect」を開催しました。
本イベントは、文部科学省委託業務「イノベーション・エコシステム構築に向けた政策手法に関する調査」の一環として筑波大学が事務局を担って行ったもので、有望なシーズを持っているが、事業化・経営に関する知識・経験に乏しく、事業化をうまく進められない研究者等の人材(シーズ人材)と事業化、経営に関する知識に長け、経験を持つ人材(事業化・経営ノウハウ人材)とを引き合わせることを目的としています。

イベントの1日目は「インターネット」を、2日目は「ものづくり・デバイス」をテーマとして、シーズ人材による各5分間のショートプレゼンテーションに引き続き、参加者から各ショートプレゼンテーションに対する意見やアドバイスに基づくアンカンファレンス(参加者が自由にテーマを設定し、ディスカッションやワークショップを実施するライブ感満載の刺激的なカンファレンス)が行われました。その後、シーズ人材と事業化・経営ノウハウ人材の交流を更に深めるために「ナイトセッション」が行われ、そこでは両人材が3分ごとに相手を変えて会話する「集団お見合い」の機会が設けられました。

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活発な議論が交わされたアンカンファレンスの様子

イベントでは2日間で約30人の経営人材が集まり、21組のシーズ人材がプレゼンテーションを行いました。

全員で自己紹介1日目

スタッフも全員参加型の自己紹介

なお本事業では、このイベントでマッチングが成立したペア・チームの内、有識者による選考を通過したチームに対し、それぞれのビジネスプランのブラッシュアップ活動を共同で行うための支援プログラム「アクセラレーション・プログラム」も用意しています。このプログラムでは、各チームへの活動費用の支援のほか、経験豊富な個人エンジェルや事業家からのメンタリング、法律やマーケティング、知財戦略などの専門家によるオンデマンド相談サービスの利用機会の提供などさまざまなメニューをそろえており、11月10日現在、約10チームからエントリーしたいとの声が寄せられています。

真先審議官挨拶文科省大臣官房審議官(科学技術・学術政策局担当)の真先正人氏による挨拶
アンカンファレンス前のテーマ分類ファシリテーターがアンカンファレンスのテーマを決める
アンカンファレンス筆記ボード3枚アンカンファレンスの筆記ボード
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