山際伸一准教授がETアワードで特別賞を受賞~人のスキルを引き出す人工知能が寄り添う新しいIoTのカタチ


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本学システム情報系の山際伸一准教授が、大阪大学・ミズノと共同研究した技術「スキルグルーピング」で、ET/IoT Technologyアワード「特別賞」(主催:一般社団法人組込みシステム技術協会)を受賞しました。

ET/IoT Technologyアワードは、組み込み技術の総合展示会「組込み総合技術展」において、出展品の中から優れた技術やソリューションを表彰する制度で、今年度は42社中8社が受賞。特別賞は本学のみが受賞し、昨年度の山際准教授による「ストリームデータのロスレス圧縮技術」に続き、2度目の受賞となりました。

「スキルグルーピング」とは、映像やセンサーから獲得した動きのデータを使って体の動きを3次元で解析し、スキルの向上に役立てる技術。たくさんのデータの塊から、スポーツにおける上級者と初心者の違いを数学的に処理し、自分のレベルがどの位置にあるか、安定した動きができる道具は何か、また健康管理やコンディショニングなども知ることができるため、幅広い分野への応用が期待されています。

これまでトレーナーが行っていた勘と経験に頼っていたトレーニングを、人工知能を用いて定量的・科学的に分析可能にした新規性・アイデアが高く評価され、受賞に至りました。

授賞式11月17日(木)に行われた受賞式の様子
―組込みシステム技術協会の簗田会長(写真左)と山際伸一准教授―

ET/IoT Technologyアワードのページはこちらhttp://www.jasa.or.jp/expo/event/award.html
山際准教授のホームページはこちらhttp://www.cs.tsukuba.ac.jp/~yamagiwa/jp/

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