ブロックチェーンによる新産業創出


筑波大学 システム情報系
計算知能、離散数理、著作権、ビットコイン
延原 肇 准教授
http://nobuharaken.com/延原

仮想通貨ビットコインの基盤となる「ブロックチェーン」の技術を利用し、CGM(Consumer Generated Media)向け著作権保護支援技術を開発

従来は文化庁の著作権登録制度において、以下のような課題がありました。
・申請料金が高い
・申請時間がかかる
・申請手続きが煩雑

日々膨大なコンテンツが生成されるCGMには適用不可能。

延原図

著作権保護支援システムを提案

◆ブロックチェーン技術を活用。投稿ユーザーのコンテンツに対し、CGMの多数ユーザーが投稿時点のタイムスタンプを保証する仕組み(最下図参照)です。
・管理コストは、数十円/件 程度(この配分で多様なビジネスモデル有)。
・申請承認までの時間は、10分程度。
・ウェブ上の1クリックで申請可能。

企業などへのメッセージ

ブロックチェーンは、IT業界の中で最も注目されている革新的な技術の一つだと思います。この技術を利用したサービスの創出に、全世界の頭脳集団が取り組みはじめております。この分野におけるイニシアチブを獲得するならば、「今、動くべき」です。
産と学が一体となって、斬新なアイデア、圧倒的な速度でのスタートアップが必要です。ブロックチェーンを利用した新サービスの社会実装を共同研究テーマとして希望します。

特許・主な論文

著作物保護支援装置(出願中)

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