「Global Tech EDGE NEXTシンポジウム 〜世界を変えるビジネスも、スタートはタネ。〜」を開催


筑波大学は、東京大学、お茶の水女子大学、静岡大学とともに文部科学省「次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)」に採択されており、東京大学を主幹機関とするEDGE-NEXTコンソーシアム「Global Tech EDGE NEXT」としてアントレプレナー人材育成のための各種プログラムを展開しております。その一環として、平成29年12月2日、「Global Tech EDGE NEXTシンポジウム 〜世界を変えるビジネスも、スタートはタネ。〜」をコンソーシアム構成機関の一つであるお茶の水女子大学で開催しました。
冒頭の基調講演では、山海嘉之システム情報系教授(内閣府ImPACTプログラムPM,CYBERDYNE(株)代表取締役社長/CEO)が「バックキャストで考える 〜アントレプレナーはイノベーション推進の根幹〜」というテーマで、約40分の講演を行いました。
パネルディスカッションは、東京大学本郷テックガレージディレクター馬田隆明氏をモデレーターに、山海教授に加え、(株)ミライセンス代表取締役の香田夏雄氏、(株)シナモン代表取締役の平野未来氏、Beyond Next Ventures(株)代表取締役の伊藤毅氏をパネリストに招いて行いました。「研究の事業化を成功させるには」をテーマに、「事業化を感じた瞬間はいつ?」「一番大変だったことは?」などについてお話しいただきました。会場からは「ハードウェアスタートアップはソフトウェアスタートアップより難しいと聞くが実際はどうか?」「起業を目指すために学生として学ぶべきことは?」など、多くの質問が寄せられました。
 パネリストからは、「自分のアイデアで社会を良くしていけるというパッションを持つことで、仲間を見つけることができる。」「成功か失敗か、ということではなく挑戦していくことが大事。」などの意見がありました。
閉会後もパネリストの方々の前に長い列ができるなど、当日アンケートによる会場の満足度は基調講演・パネルディスカッションともに90パーセント(回収率86パーセント)を超えるシンポジウムとなりました。

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